バンタムクラスステージ 秋の新作公演
 
エレモア・ムーブ

 

脚本・演出 細川博司

 

全日程が終了しました。 
ご来場、ご声援、誠に、誠に、
ありがとうございました。
 

 
 
 
かつてのハリウッドスター、
今は落ち目の俳優、エレモア・ノートン。
彼の元に舞い込んだ、
再起を賭けた儲け話には危険がいっぱい!
 
 

【STORY】 
「認めよう、俺はキャリアをしくじった。だが、これで終わったわけじゃない。」
 
2000年代、ロサンゼルス郊外。 
80~90年代の銀幕を賑わせた往年のハリウッド・アクションスター、エレモア・ノートンは落ち目だった。 
演技派転向を狙って私財を投資した映画は、賞レースからは相手にされず、興業成績もさんざんで、残ったのは多額の支払いだけ。さらに二度目の結婚相手、ダニエラとの離婚調停で多額の慰謝料を請求されている。 
ここ、マルホランド・ドライブの豪邸を手放すことまで考えなければならない。
  
ハリウッド映画界は冷酷だ。一度失脚した者に、二度目のチャンスが訪れる事は稀なのだ。 
しかし、エレモアは諦めてはいない。 
低予算でも自分が主演する新たな映画を作って、今度こそ、世間を認めさせてやるのだと。
  
エレモアの元には、様々な人々がやって来る。エレモアの最初の妻で、エージェントのサラ。 
彼の親友で、アカデミー助演男優賞に輝く名優・トーマス。父親を軽蔑している娘のゾーイ。 
皆が、それぞれにエレモアを気にかけている。
  
ある日、ギャング達がやってくる。 
落ち目のアクション俳優にギャングが近づくのは、好ましい事ではない。たいてい怪しい儲け話に決まっている。 
しかし、様子が違うようだ。ロサンゼルスを仕切る組織の幹部・タナーが連れて来たのは、東欧から来た男たちだった。
 「カダレ」と呼ばれるその男は、エレモアに商談を持ちかける。彼の望みは、エレモアの過去のアクション映画のソフトを、祖国で流通させる権利を買い取りたい、というものだった。 
いかにも怪しい提案に、エレモアはチャンスを見出すが…。これを契機にエレモアの周囲がにわかに騒がしくなってくる。それは、人生の岐路に立たされた男の、再起を賭けた決断にまつわる、大人の為の喜劇である。
 
【出演】


 
福地教光 
沖田幸平 
 
大河内美帆 
オハラカズヤ 
土田卓(弾丸MAMAER)
鶴田葵 
永吉明日香 
野口オリジナル(ポップンマッシュルームチキン野郎)
平野勲人 
真野未華(劇団ラパン雑貨ゝ) 
丸山正吾(Bobjack Theater)
馬渡直子 
三宅法仁 
村上芳(劇団わ)
 
【公演日程】 
2021年 10月22日(金)~31日(日)(上演時間約110分/全15ステージ)

 
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